日本IT経営大賞「日本商工会議所会頭賞」受賞

日本商工会議所会頭賞受賞 株式会社オネスト 調達の全プロセスをWebで実現

BtoBの有効なツールであるWebーEDI(電子データ交換)パッケージソフト開発会社であるオネストは、「買う」ことに特化した資材・部品 Web調達システム「e商買」を開発、事業化した。コスト削減が遅れている調達部門のIT化を実現して製造業の収益向上を目指したシステムだ。

見積依頼書、発注、納期調整、入荷、検査にいたる調達プロセスをすべてWeb上で行い、他にはないバーコード付納品書作成、画像データ転送、サプライヤーへの所要計画通知書、支給品管理ができる。

調達業務の自動化とリアルタイム処理によって人的コストを大幅に削減し、調達業務のリードタイム短縮で製造業の収益改善に寄与。02年7月からミネベアのタイ工場で運用を始め、国内5社10工場のコスト低減を実現している。今年、中国語版を発売する。
(平成15年(2003)3月6日付け日本工業新聞記事より)

日本IT経営大賞とは

…ITを活用して経営合理化、コスト削減、新規ビジネス創出などの成果をあげた中堅・中小企業で、過去3年間の業績推移が相当なものであり、将来性があると認められる企業に贈られる。

日本商工会議所会頭賞とは…

ITによる新規技術・サービスや新規ビジネスの創出が単に企業の利益のみに止まらず、広く産業界、経済、社会の発展などの点で、優れた実績をあげたと認められる卸・小売、サービス業の中小企業者に贈られる。
(右写真:表彰盾を受ける社長(右)プレゼンターは山口信夫・日本商工会議所会頭(左) )